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★ 「亀とテントウムシ」

病気のあと、時間のながれが変わったきがした。
うっとおしかった雨が、気持ちいいんだもの。
街の音が、野鳥の声、虫の声、よく聞こえるんだもの。
いろんなものが、よく見えるんだもの。
もう完全に回復にむかうでしょう。

亀とテントウムシ。

昨日、神社の池を見ていたら
5Mほど前方からこちらに向かって
水面をグイグイとクロールしてくる生き物あり。

亀であった。。。。

亀が真っ直ぐ迫ってきた!全速力で泳ぐ亀なんて初めてみた!

前足でクロール?するたび、「ぽちゃん、ぽちゃん」力強い音がする。
亀の目的地はわからないが、一瞬とまって私の顔をムンズとみて、
またクロールしていった。

そのあとのこと。。。。
私の足にへばりついた虫を、手ではらった。
虫は池におちた。落ちたのを見たのだ。

大好きなテントウムシ落としてしまった! おぼれてる!

私は池の縁に這いつくばって、長い枝をさしのべた。
腕を猿みたいに、もっと長くのばして。。。。あと、もう少し。

てけてけてけてけ。。。。
テントウムシは、なにもなかったのように首尾良く枝を伝ってあがってきた。
葉っぱの上に置いてやったら、さっさと歩いていった。

私はテントウムシを池に落とし、池から拾い上げたのか?
じぶん、なにものよ?
by hachiyamaki_diary | 2011-06-29 18:52 | ふくちう日誌

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by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya