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たまには生徒たちへの想いなど

昨日は生徒たちのレッスンで深夜に帰り、
パジャマに着替える寸前。。。
ソファーでバタンキュー!
そのくらいエネルギーを使う。

生徒には実に色々な人がいるし個性も様々だ。
私は生徒を公募していないので、
いつの間にかライヴを通して集まった音仲間たちだ。
みんなそれぞれ、音を越えた友でもある。
稽古はライヴのテンションでめちゃめちゃ楽しい反面、
ときに生徒も大変だと思う。だって、
私は、うまい下手を求めてなくて、
生徒の個性やベクトルが伝わるか?とか
音楽の芯が聞こえてくるか?とか、
音楽の神様?が喜んでるか?とか、
すなわち、共に共有する音が楽しくないと、
私はときに機嫌が悪くなる時もあるらしいので。

本能とはいえ、音楽バカな先生である!
でも現役だから許してね。
音には嘘がつけないんだもの。

絶好調の弟子もあれば、スタックしてる弟子もある。
スタックって、客観的に見ていると、
大抵シンプルな原因=基本にある。
だから基本に立ち返るようアドバイスすれど、
それをスキップして悩んでいる姿を見るのはモドカしい。

あるいは、
不必要な「自信のなさ、気の持ちよう」だったり、
時には、
「上手く歌おうとしすぎ」てたり、
何かと比較しようとしていたり、
音楽を勉強と思いすぎてたり。。。


皆、ほんらい個性を持っているのに
勿体ないな…と思う。

そんなこんなで、
シンプルな何か…に気づいてほしくて、
ときには本音をぶつけることもある。

昨夜は、ワタシの本音で、
ある生徒が泣いていた...と思う。
女に泣かれるのは未だに弱い(笑)

自分、裸すぎるのか? 
でも生徒にも音楽にも嘘などつけない。

貴女の美しい涙、よい涙になりますように!

ワタシは自分の音楽で泣いたことはないので
よくわからないけれど、
おそらく涙の行方には、二つあると思う。

美しい真珠になるか、
プラスチックの真珠になるか、
それは、本人次第で決まってゆくのでしょう。


ゆっくりとでいいよ。
いつしか貴方だけの真珠の首飾りをせしめてほしい。
その宝物は音楽のためじゃなくたって、いいと思う。
まずは歌うことで心が豊かであればいいと思う。
まず歌っていりゃあ幸せ!であればいいと思う。
歌で生きようと、趣味で一生歌おうと、
まずはシンプルな喜びだと思う。

音楽や生徒に嘘をついていれば、
ワタシは今頃お金持ちでしょーが、
ワタシにゃとうてい無理ぢゃ!(笑)
そのぶん裸おどりしていたいワイ!

P.S
素晴らしいミュジシャン達が、
日々あちこちで演奏しているのだから、
色んな音に興味をもって、
いわゆるjazzボーカルの先入観から、
ドンと飛び出すクレイジーな弟子が出ぬものか!?
とも、思ったりします。
みんな飛び出たら、それはそれで怖いけど。。。(笑)
先入観って何かの比較でしかないし、
わざわざ窮屈な枠を作る必要はないとおもうんだ。
音楽なんて気持ちいいからやってるわけだし。
原始時代?から楽しいからやってるわけだし。

まあワタシも日々精進ぢゃ!!
一緒に気持ちよくなろーぜ!
ってことです。

なんせ私の師匠は、オカメインコ大師匠。
そこですよ!そこ!(笑)

たわごと、おわり

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コゴシ師匠まだチビ!
関連日記?
勝手にエリントン歌うオカメインコ

追記
コゴシ大師匠その後…

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蜂谷真紀
はちやまき
makihachiya









by hachiyamaki_diary | 2011-02-17 05:42 | レッスンについて

ライブ日誌、いろんな日誌、ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya