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是安則克さんの命日によせて

今日は是安則克さん(コントラバス)の命日。

毎年、この日が近づくと是安さんを近くに感じます。
いや、一年中、近くに感じているのだけれど、
9月にはいると、ずっとずっと近くに感じます。

昨夜の弾き語りソロで、
彼が好きだった曲や、いっしょにやった曲、
彼に聴かせたい曲ばかり演奏している自分に気づいた。
歌が、ピアノが、自然とそうなって行ったのです。

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是安さんとは「木の声」というDUOユニットを組んでいました。
わたしが共演を始めたのは、是安さんの退院後。
そのころの是安さんの復活パワーは狂おしいほどで、
共演するたびに、毎回、毎回、毎回、
階段を十段抜かしでグイグイ昇ってくような執念を感じました。
バンマスの私以上に粘ってゆく、ただならぬオーラ。。。
CDを録音しようと思いました。

「木の声」のCD録音も、ライヴ録音二回→セレクトのはずが、
是安さんは、粘って、粘って、粘りまくって、

「もう一回とりたい!」と。。。。

(アタシの財政も考えず。。。笑)

信頼する相方の切なる願いである。了解だ!
でも「今」っていう、録音タイミングだけは逃したくなかった。
ライヴ録音では数ヶ月先になってしまうので、
急きょ録音スタジオでの収録にした。

スタジオでもライヴと変わらない2人であった。
でもスタジオだから、数テイクとれる。。。
私が「じゃ、次、行きましょー!」って判断すると、
たいてい・・・

「ねー、もう一回とんない??」って言うのは是安さんであった。笑


度肝をぬいたのは、その長時間にわたる録音を終えたあとのこと。
我々も、エンジニアさんも、集中力も限界って感じで、
「お疲れ様でした〜〜〜!」なんて、ワイワイ打ち上げして、
是安さんも、
「海外ツアーで見たカワイイおねーちゃん」バカ話で散々盛り上がって、
お菓子ボリボリたべて、皆でワイワイワイワイワイワイ・・・
さあ、帰ろうか・・・って深夜・・・・いきなり・・・


「ねー、あの曲さあ・・・・もう一回とんない???」


この驚愕は、今も忘れない!

その曲は4テイクも撮った。
しかも彼のプレイは素晴らしかった。
エンジニアさんも撤収していた。。。
みな緊張感をほどいてしまった。。。

その願いは、却下いたしました。


でも、そのことがあったから、
私はその曲をCDに収録しませんでした。
(ほんとは、2人とも載せたい出来だったけれど...)


ゆうべ・・・その曲も歌ってあげました!
ごめんね。もう一回とんなくて。。。


いまでも、
ライヴ組んだら来てくれるような気配がします。
彼も演奏したくって、仕方がない感じがします。
是安さんには、
たくさんの共演者がいるし、親戚同然のようなプレイヤーもいるし、
なにより、奥さんの和子さんやご家族に会いたいでしょう・・・

演奏中に彼の音が聞こえることは、しょっちゅうです。
もしかしたら、365日、こっちに通っているのでは?って、
思うことがあるくらい。

また会いたいなあ。一緒に演奏したい。



今日は晴天。キンモクセイの香りがします。
毎年、キンモクセイの香りがすると
蝉の声がしなくなります。

自分は、いま・・・
毎日でも歌うことが出来ます。
「なんて幸せなことなんだろう」って改めて思います。
ならば、もっと、歌って、歌って、声しよう!

地上の仲間はもちろん、
天国の仲間達とも、いっしょに演奏しよう!

音楽に、地上も天国もないと思うから。



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天国の、津村和彦gtさんと、是安則克bassさん
2人が若い頃の写真。
加藤崇之さんとのツアー中、
豊橋の「ラジャ」で見つけた写真です。

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宝物だよ・・・またね。


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蜂谷真紀
maki hachiya
はちやまき
http://www.hookchew.com/














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by hachiyamaki_diary | 2015-09-23 17:22 | ふくちう日誌 | Trackback

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by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya