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色んなありがとう!(蜂谷真紀&石田幹雄)  手記「子供の記憶に残る大人考」

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昨夜は石田幹雄(piano)さんDUO@セロニアス


あえて曲順をきめず、
その瞬間にヒラメク曲をやることも多い私ですが・・・
ゆうべはエリントンのCome Sunday、そしてDeep River...
スピリチャルな曲から入り、ラグタイム時代の曲で踊り

二人のオリジナル曲、超速フリースイング、

ミステリアス、リリカル...

じつに色んな旅をしたのに自然だ。

幹雄さん素晴らしかった。
ライヴ後、二人でコーヒー焼酎のみつつ、
お店の地球儀ぐるぐる回し、世界地図みて会話したのが印象的だった。

みなさん、ありがとうございました。

音楽は、歌は、たのしい!

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昨夜はプラベートなサプライズがあった。

見に来ていた私のパートナー、初人の誕生日と知り、
店主のとし子さんが、手作り料理を
お客さん、出演者、みなに振る舞って下さいました。
とし子さん、ありがとうございます!!

美味しかったー!!

で、つい2ndで、歌手になってはじめて、

「誕生日だし、歌ってほしい曲あります?」なんて、

初人に聞いてしまったのだ・・・笑
照れくさいのに、つい言ってしまったのだ!
セロニアスのアットホームな空気のせい?

彼は少し迷い、意外な曲をリクエストした。

「Gee Baby ain't I Good to you」

え?なんでこの曲???

五秒後に彼のシニカルなユーモアだと察した。

昨夜かぎりのタイトルとして訳すなら・・・
「なんてこったべいべー!オレはオマエに
こんなによくしてやってるってのにささささーー(←ディレイ)」
でしょか。笑

日頃の反省こめ、歌わせて頂きましたたたたーー(←ディレイ)


いつも苦労かけますね。

お誕生日おめでとう。



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ライブ帰り…月にギラギラ!って声をかけられた。
スマホにおさめフィルターかけたら、太陽に変身した。

この写真みて、

子供のころ「みんなのうた」で好きだった曲の歌詞をおもいだした。

「月曜日、笑ってる、ゲラゲラゲラゲラ笑ってる、
 お月さまは気が変だー、お月さまは気が変だー♪」

もう一曲、連鎖して思いだした。
タイトルは「オランガタン」だったか?

「赤のオランガタン、青のオランガタン」とゆう生物が、
川をはさんで、赤の町と青の町に住みわけており、
色の好みが違うだけで戦争ばかりしていたのだが、

ある日、川が氾濫し洪水がおき、赤と青がまざって紫色の街がうまれ、
みな紫色のオランガタンとなり、仲良くなりました! …という内容。

いま思えばメッセージソングだったんだね。

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追記。「子供の記憶に残る大人考」


「月曜日〜」の曲は、「月火水木金土日のうた」といって、
谷川俊太郎さんの作詞だと、ある方から後ほど教えて頂いた。

子供の曲のようでいて、
子供の領域にとどまらない詩。

いま読んでもちょっとシュールだ。

でもメロが詩にあっていなければ、子供の記憶に残れなかったかもしれない。

作曲家の才能をともなって記憶となるのだとしたら、

詩にはリスクがあるのかもしれない。

子供は気に入ったメロについた詩ほど、

豊かに妄想し、永らく記憶にのこすのだろうから。


子供は早くから、大人の文化に接するべきなんだろうな。

自分が子供のころ接して今も忘れられなく、

いまの自分に何かしら影響しているのは、

音楽、映画、絵本、バレエ、日本舞踊、アニメ、読書、絵画…

ヘンテコなくらい勢いのある大人たちが記憶に残っている。

みな妄想が爆発してる大人であって、

たいてい、バカみたいにそれが好きで、

ひたすら必死にやってるプロフェッショナルばかりだ!

つまり、いくつになっても新鮮な触手を持っている大人たちだ。

よい意味、子供のころの感性を失っていない大人ばかりだ。

そういや、そうだ!!


逆に子供向けに作られたものは、

そことき楽しかったかもしれないが記憶に残っていない。

子供扱いされて引いた記憶すらある(笑)


子供がいるからライブ行けなーい!と言っておられるお母さん方へ!

昼のライブもありますから、

ぜひお子さんと一緒にきてみて下さい!

子供さんの人生がかわるかもしれません。


今までの経験からすると…

赤ちゃんであれ、幼児であれ、

子供って大人以上にストレートに聴いている!


一番びっくりしたのは、8才くらいの男子の発言だ。(初対面)

「お父さんをライブに連れてきた」(笑)。

それも林栄一さんとのゴッツイDuoの日でした。

なるほど彼はドラムを初めたらしい。

それをきいた栄一さんと私がアフターセッションに誘い込んだ。

終わったらすごく不思議な表情をしていた。

きっと一生忘れないんだろうな。


もひとつ、可笑しかったのは

PITINNで【次ナルJAZZ問答】やったとき、後方でみてたらしきお母さんが、

「前に連れていけって聞かないんでー」って顔で苦笑しながら、

子供にズリズリ舞台前まで引っ張られてきたとき(笑)


子供はもっとも侮れないお客様だ。

先入観ないからむしろ凄いんだよ。


子供の人生に影響するくらいの歌

そんな曲や詩を書いて歌っていたいなあ!




蜂谷真紀

はちやまき
maki hachiya
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by hachiyamaki_diary | 2017-11-05 18:12 | ふくちう日誌

ライブ日誌、いろんな日誌、ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya