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帝都妄想

先日の夜、いや、夜中、「東京のど真ん中」を歩いてみた

明治時代の建造物、【日本銀行本店】
節電のせいか、建物はライトアップされていない。
月明かりの照明、私にはありがたい。

銀行と私。こんなに不似合いはないな、と
敷地を一周し、夜中の銀行を念入りに観察するうち。。。

あっ、帝都妄想、スイッチ入った!

日本橋からやってきたドラゴンが二匹、上空を飛びはじめる。
首都高のスモッグから解放され、気持ち良さそうに月夜を泳ぐ。
彼らは声をあげない。スムーズに、ぎこちなく飛ぶ。
警備員達は気づいていないようだ。監視カメラにも写らないようだ。
しかし、私は監視カメラに追跡されていたと思う。(恐らく現実)

銀行って、牢獄ににている。
鉄格子、監視カメラ、分厚い壁。

私は、ゼンマイ仕掛けのオモチャのように、てくてく
てくてくと、日銀近くの「橋」に移動して行く。。。

ん?

色んな大きさの「おんぼろスーツケース」3つ…
橋の欄干に大切そうにくくられ、南京錠で堅く施錠されている。
橋の上は首都高。なるほど濡れない場所だ。

きっと放浪者の宝物にちがいない。
何が入ってるんだろう?

放浪者、日銀。。。それぞれの宝物。
東京のど真ん中に、宝の縮図。
どの現実にも、帝都妄想。



makii hachiya
蜂谷真紀
by hachiyamaki_diary | 2011-07-21 23:04 | ふくちう日誌

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by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya