錯覚/鏡
2011年 05月 27日
その「不思議な感じ」。。。は、
自宅へ向かう、いつもの電車が、
とんでもなく高い高架を走っているような錯覚からはじまった。
そのうち
電車が飛んでいるように感じてきて、
電車の内外すべてが、
近未来に思えてきた。
機械的に、いつもの駅でコツンとおりた。
降りてからも、街はよそよそしく、
駅前のコンビニも、なにか怪しい。
「ここは、
いつもの街ではないのかも知れない…」
まじめにそう思った。
まじめにそう思ったので、
コンビニの鏡に、自分の顔を映してみた。
自分の顔が写っていた。。。。
自分の顔が写っていた。。。。
自分の顔が写っていた。。。。
そして、自分の顔をもういちど振り返って見て、
この錯覚を錯覚として自己完結させてしまった。
つまんない事したな!と思った。
maki hachiya
蜂谷真紀