home > diary


終電の逃し方(古澤良治郎まつりアフター)

。。。やっぱり書くことにしました。笑

おとついの、ジロキチ「良治郎まつり」
歌って踊って汗だく。着替えのTシャツ忘れて失敗した。
おまけに楽屋で大笑いしてるうちに、終電を逃した!!
さあ、わざとでしょうか。どうでしょうか。

★【良治郎まつり】 @高円寺「JIROKICHI」
明田川荘之(pn)大口純一郎(pn)
津村和彦(g) 酒井泰三(g) 松川純一郎(g) 古澤学(g)
大田恵資(vln) 蜂谷真紀(vo)
江口弘史(bs) 佐藤真司(dr) 佐野康夫(dr) 

リハもそこそこにスリリング。そのぶんレアなライヴで、
ひとりひとりのニンゲンを強く感じるライヴで、ワタシは妙に嬉しくなった。
古澤さんのご家族にあえたのも、(一緒に踊ったのも!)嬉しかった。
音楽&企画の、泰三さん、津村さん、学さん、お疲れさまでした。

松川純一郎さんと佐藤真司さんは、古澤さんの「Ash」以来15年ぶり?
音で再会すれば、15年なんてどうでもよくなるね。
初めて共演した方もあったけれど、初めてじゃないみたいだった。
良治郎さんは、若手からベテランまで、いまも人(音)を繋げている。
オリジナル曲も歌い継がれてゆく。
勿論この日も古澤さんオリジナル中心に歌いましたが、

でも私はあえて「リクエストより二曲」も、歌わせていただいた。

「マキにさ〜、歌ってほしい曲があるんだよ」

「古澤さんリクエスト」というのがあった。

たとえば・・・
「マキ、あしたさあ、ボブを歌ってほしいんだよ。」
って、どっちのボブ??ってまず思う。笑

ボブマーリー、ボブディラン、古澤さんのバンドでは両方歌うから。
たいてい譜面も音源もないので、夜中に慌ててCD借りに行ったりして、
一晩で(徹夜して)ホーンアレンジまでしてみたりもして、
でも、当日は何でもないフリして歌ったものです。
実はかっこつけてたし、必死に生意気していただけ。

「マキにさ〜、歌ってほしい曲があるんだよ」

この言葉がすごく好きでした。そこにはやっぱりなにかあるみたい。

その中から、
ジロキチでセレクトした二曲は、いまも宝物として歌っている曲です。
実は、古澤さんが亡くなったとき、
二曲の歌詞も、メロも、あまりにドンピシャで、
「なんてこったい...」と泣けたし、泣いた。

That's all I want from you
「小さくてもいいから少しづつ育ってゆく愛がいいなあ。
忙しく行き来する愛より、ゆっくりした愛がほしい。(中略)....
そんな愛を僕にみせてよ。ぼくには待っている時間はないんだよ。
夢見人が夢を見てるうちに終わっちゃう...なんて嫌だよ。
そんなことしてたら、明日なんてずっと来やしないよね。」

I 'll be seeing you
「何をみても君を想ってしまう。それも一日中ずっと。
小さなカフェで、通りの向こうの公園で、子らの遊ぶ回転木馬、
栗の木、願いの泉。。。どうしたって君がみえちゃうよ。
きもちいい夏の日々、
キラキラワクワクする全てに、いつも君がみえちゃう。
朝にはお日様を、日が暮れればお月様を見てる僕だけれど、
実は、君を見ているんだよ。」


終電のがしたけど、いい一日だった。
終電わざと逃した、ということ。


写真、古澤良治郎さんと私 DUOのとき@音や金時
終電の逃し方(古澤良治郎まつりアフター)_d0244370_3534566.jpg

終電の逃し方(古澤良治郎まつりアフター)_d0244370_3532621.jpg






あすは、若いパワーとの旅へ!

伊藤匠さんのユニット【Daitokai】はじめまして!

★9月7日(水)19:30 【Daitokai】
伊藤 匠 (t-sax, elec) 服部正嗣 (ds) 千葉広樹 (wb, elec)
+蜂谷真紀(voice,elec)
@大崎「l-e」050-3309-7742 ¥1500+order 
http://www.l-e-osaki.org/








蜂谷真紀
はちやまき
maki hachiya

by hachiyamaki_diary | 2011-09-07 04:07 | ふくちう日誌

ライブ日誌、いろんな日誌、ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya