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吉野弘志さんのコントラバスと

でっかい草原で聞きたい音がある。国境もこえ、
どこか遠く。。。アジアの真ん中で聴きたい音。
大地のような吉野さんの音が深部にしみて、夕べは久々に熟睡できた。
吉野さんのトーンの余韻は強力だ。

ライヴ後、お客さんのリクエストきっかけで、
吉野さんの「愛器」のお話をたくさん聞けた。
初めて聞くことばかり!興味深かった!吉野さんとは、
出会って15年くらいになるでしょうか? ライヴでご一緒するたび、
吉野さんの恋人(コントラバス)と、三位一体になろうとしてきたのに
そういえば「彼女」について何も知らないのは。。。ヘンでした。
コントラバスは長生き。恋愛経験も豊富でしょう。
彼女の恋人たちは、国境こえ何人いたのかなあ?。。。妄想した。
その男性達は、彼女とどんな恋愛をし、どんな音を奏でたんだろう?
楽器と奏者の関係ってセクシーだな。
いま「彼女」の恋人は吉野弘志さん。それもすごく愛されている。
毎日のように艶やかな歌を歌うことができる。
なんて幸運な女性なのかしら。

そのとき、ふと思った。
自分の声帯ってナンダロウ?、無意識の恋人?
ソモソモ声帯って、楽器ナノカ? 細胞ナノカ?
そういえば、あまり意識すらしていない。
オギャーからはじまり、喜怒哀楽、声帯を使わない日はないけれど、
ワタシ一代限りの「恋人」であることは確か。
次の恋人はいないのね。。。私が死んだら一緒に死んじゃうのね。
そう思ったら、ちょっとシュンとして、ジーンとした。


今日は晴れ。お天道様。
洗濯しまくる、植木に水をやる、お腹がすく。自転車でどこかいこうか?
宗教には興味がないけれど、お天道様は大好きだ。
会った事は無いけれど、
母方の祖父は、縁側で毎朝すっぱだかになり、
お天道様に向かって大声をだしていたらしい。
陽気でヘンな人だったと母は言う。
会ってみたかったな。



吉野さんのコントラバスソロ、私の即興ソロボイス、からはじまる。
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どうしてもやりたい新曲あり、歌わせて頂きました
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ライヴ後、偶発的に吉野さんのベース講座が...初めて知る事だらけ
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ヴォルフトーン??あ、ほんとだ!聴くとわかる!
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ライヴ終わった顔なのだ。なはははは!
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maki hachiya 蜂谷真紀
by hachiyamaki_diary | 2012-10-19 12:28 | ふくちう日誌

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by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya