オデコにシールはって酔っぱうハンス氏は、もはやスイスの親戚みたい。
ハンス氏の故郷で共演したから、風景も一緒に見えてくるんだ。
初日、なってるハウスのカウンターでのこと。
キチキチのツアースケジュールに私が言及すると、
「音楽してないと生きられない」と、ハンスがボソっと語った。そのあと、
「ワーカホリック」と冗談いうので「ミュージックホリック」と返した。
お互いホンワカ笑った。あとの会話は不要だった。
音でも感じていたけれど、この方もやはり音楽の親戚なのだろう。
日本の、海外の、あの人も、この人も、きっとそう。。。
真剣と音楽バカの両極端のあるところ、ニンゲンとニンゲンぶつけあっていると、
とある奏者同士って。。。いつしか音の親戚になってゆく感じがする。
ときに音の恋人同士にもなれる。音楽の親戚や恋人って....あるな。
自分は一人っ子だけれど、音楽の兄や弟、妹も姉、沢山いるみたい。
音は勿論、入り込みたいのはニンゲン。。。それは日本も海外も共通です。
音楽の親戚は、時に激しく厳しい側面も持つ。愛がなければ本音でつきあえない。
あの叱咤激励、あの大笑い、あの喧嘩、あの涙、あの温度、あのメチャメチャ、
おやおや〜?、みんな宝もの!
ああ、8ヶ月前から企画してきた彼らとのライヴ五本もあっという間だ。
どうしてライヴって、すぐ終わっちゃうんだろう。。。
まあ宇宙の中にいるんだし、どうせすっとんでるんだ。よいのだ。。。
地球は狭い。私もまた向こうに演奏に行けばよいのだ。。。
ということで、名残惜しくも千秋楽。
★5月18日(土) 19:30 【ハンスコッホ&ガウデンツ】 千秋楽
Hans Koch(bass clarinet)
Gaudenz Badrutt(electronics)
蜂谷真紀(voice/effects)
@稲毛 「CANDY」043-246-7726
Map↓JR「稲毛」駅西口より歩2分
http://goo.gl/maps/w6ND6
予約¥3500/当日¥3800(1dr付)
ハンス氏はいつも変化しているようなのだ。今回は素晴らしく繊細なDUO。
Hans Koch(bass clarinet) Gaudenz Badrutt(electronics)

メガネ女で演奏中。実は目が悪い。譜面はメガネ必須です。

こぼん、こぼんげー♪、こぼん、こぼんげー♪
こぼんこぼんげー、こぼん♪、こぼん、けろけろりん、げー♪
こぼんげー。けろけろりん、げー。こぼん、こぼんげー♪ .....
ああ、おもしろい、こぼんげのうた。急に回りだす、明るい妄想曲。困った。
インテンポだけれど、休符と小節線は自由なの。
maki hachiya
蜂谷真紀