9/11によせて
2013年 09月 11日
来日企画って言葉もそれぞれで珍道中だし大変だけど、
なんたって音は地球の共通言語。
文化や言葉や歴史の違いは後からついて来る。
出会った奏者は数知れず。。。
いつしか宝の関係も生まれ、日本同様に親戚みたいな奏者も多い。
でも、国内国外問わず、私は私のままですよ。まんまですよ。
きっと向こうもそうです!
まんまにして欲しいから、まんまにします。
「国籍」より「人」って気分です。
こうして、わたしたちは
人と人は、人と人であろうとしている。
そういや、生き物として自然なことだ。
でもそこに、
一握りの独裁者、政治権力、武器、領土、金。。。が台頭すると、
突然にして分厚い国境の壁が立ちはだかる。
国境どころか、国内にも壁が立ちはだかる。
笑顔であるはずの「人と人」が、憎み合い、涙を流す。
大昔から、人はこんな愚行を繰り返してきた。
それも終止符を打てない。
一体、なんなんだろう?
レバノンに家族のような音楽仲間がいる。
昨年の春、レバノンに演奏に行った。
彼らの言葉が忘れられない。
彼らは口を揃えて言った。
「シリアはいい国だ。人も暖かくて皆とても親切だ。大好きな国だよ!」と
そんな国で、
多くの市民が命を落としていることが痛くてならない。
9/11,
毎年、あのことを思い出す。
誰も時を所有することなんて出来ない。
宇宙から見ればちっぽけな妄想にすぎないのにな。
2001.9/11の日記。
[9/11・カナダ山小屋の8人]
http://hookchew02.exblog.jp/13993215/
maki hachiya
蜂谷真紀