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【HANA●TORI/はなとり】って音の短編映画集みたい。

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わざと鼻をかむ?田中信正pf氏 とワタシ。


【HANA●TORI/はなとり】@公園通りクラシックス、
皆さんありがとうございました。

田中信正さんと私のオリジナル曲を解釈してゆく、、、
このユニットも、3〜4年たつだろうか?
2人は、ずっと変化を続けてきた。
いま、自由にやる曲はとことん自由、曲によっては曲を深める...そんな時期か。
それにしても、自分の曲がいろんな旅をさせてもらっている。
時に楽しくてしょうがない、時に宇宙のどこかを飛んでおり、
時に海をさまよい、不思議な空を飛んでいる...そんな気分になる。
信正さんのピアノに....強いビジュアルを感じる。

音の短編映画集。。。
そういう世界は、昔から自分のやりたいことでもあった。
でも、このユニットはいつの間にか自然にそうなっていった....
....そんな感じがする。

27日は「シントラの迷宮」をやった。
...このユニットでは初演だった。
この曲はポルトガルの旅の途中、突然聞こえてきたメロで、
あわてて五線を手書きにして、バスの中で書いた。
歌詞は、お城に暮らす王と王妃のフィクションだ。
お妃様は、お金でなんでもかんでも収集してしまうヤバイ女。
名品から醜悪なものまで、ひたすら「集める」のだ!
欲しいものが銘木であれば根こそぎ切り倒させ、生き物なら剥製に。
遠くに食べたいものあらば、料理人を拉致してくる始末(笑)
シニカルだけど、自分の中ではカナリ可笑しな曲だ。
周りが見えない夫婦がたった二人で住む、お城。
あまりに城が広すぎて、王様との会話すらままならぬ...
お妃の声はエイリアン級に肥大して〜〜〜〜♪
(注:ここまで歌詞に書いてある訳ではありません!笑)

こんなヘンテコな曲でさえ....
軽くリハしただけで「絵」を読み取ってしまうのが、信正さんだ。
信正さんの解釈の鋭さとビジュアル感には、本当に驚くものがある。
「今みえている光景、同じ?!」って演奏中に感じることも度々だ。
ふと、姉妹?って....感じることも?
そして毎回どこに旅するか解らない!


ということで、思うところあり。。。。
いままでスローモーすぎたので。。。。

「HANA●TORI」毎月やります!
2/27、3/18、4/25、です。



もっと曲かこう!!
とかいって、書こうと思って書ける自分でもない。
本も、美術も、映画も、演劇も...生き物も、宇宙も、
人間の、よろしいとこも、よろしくないとこも。。。
自分のそれも。。。もっと旅したい訳です。


嗚呼....音の短編映画集?










maki hachiya
蜂谷真紀
by hachiyamaki_diary | 2014-01-29 20:48 | ふくちう日誌

ライブ日誌、いろんな日誌、ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya