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下北沢の再開発、ずいぶん店がなくなっちゃった...

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下北沢に本を買いにいったら駅前の書店がなくなっていた。
いま駅前は再開発中。
写真左のトタン屋根はかつてのヤミ市であり、
いつしかシモキタの顔となったエリア。
たくさんの飲み屋や店舗がつらなる。
そこに若者があつまる不思議なエネルギー。
じき、ここも壊されてなくなるのかあ。。。

下北沢は、音楽、演劇、ファッション…
アンダーカルチャーのるつぼだ。
昔ながらの住宅街と個人商店や飲食店も同居して、
ここにしかないエネルギーを産み出している。
この絶妙なバランスは戦後から長年かけて根付いたのだろう。
そんな下北沢がわたしはすきだ。なんせご近所だしね。

かつて下北沢LADYJANE大木さんの呼びかけで、
下北沢再開発反対オンガク大行進に参加したことがあった。
世田谷区役所まで行進して大音響の抗議。
ミュージシャンやダンサーの熱の高さと裏腹に、
フラフラと年寄りみたいに区役所からでてきた、
新入社員?みたいな「若いお役人」に軽くあしらわれた感じが忘れられない。
たぶん「変なヤツラが来てるから、お前行ってこい」ってことか?
そっか、上司に言われたとおりにするのがこの若者の生き方…
かたやこちらは超アウトサイダーの集まり(笑)
なんだか笑えるくらい…がっくしきた。

夕焼空のもと、
抗議文を受けとる若者の顔は青白い。
自分には、その若者が可哀想におもえた。
このひと、若さを何に使ってるんだろ?って。
安定した収入、出世、結婚、マイホーム、老後?
それも悪くないけど、
若いうちから墓まで作らないでね(笑)って。

そして時は流れた。
いま壊された多数の店舗あとが広場になって、
待ち合わせの学生、本を読む人、恋人たち、海外の旅人...
開発過程の駅前でのんびりくつろいでいる。

まあ、人は柔軟だね!


でも、こんなに沢山の店や老舗を壊して、
どこにでもあるような、
フツーにオシャレな駅前になったらやだな。
老舗の劇場を追い出すのはやめてほしいな。
中途半端なカルチャー施設なんか一番やだよ。

演劇、ライブ、老舗のバー、個人商店、屋台…
街の行方を決める行政こそ街を知らないものだ。
いづこもそうなのか? そうなんだろうな。

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maki hachiya
蜂谷真紀
はちやまき











by hachiyamaki_diary | 2014-04-30 16:29 | ふくちう日誌

ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya