下北沢の再開発、ずいぶん店がなくなっちゃった...
2014年 04月 30日

下北沢に本を買いにいったら駅前の書店がなくなっていた。
いま駅前は再開発中。
写真左のトタン屋根はかつてのヤミ市であり、
下北沢は、音楽、演劇、ファッション…
かつて下北沢LADYJANE大木さんの呼びかけで、
下北沢再開発反対オンガク大行進に参加したことがあった。
いま壊された多数の店舗あとが広場になって、
待ち合わせの学生、本を読む人、恋人たち、海外の旅人...
開発過程の駅前でのんびりくつろいでいる。
下北沢の再開発、ずいぶん店がなくなっちゃった...2014年 04月 30日 ![]() 下北沢に本を買いにいったら駅前の書店がなくなっていた。 いま駅前は再開発中。 写真左のトタン屋根はかつてのヤミ市であり、 いつしかシモキタの顔となったエリア。 たくさんの飲み屋や店舗がつらなる。 そこに若者があつまる不思議なエネルギー。
じき、ここも壊されてなくなるのかあ。。。 下北沢は、音楽、演劇、ファッション… アンダーカルチャーのるつぼだ。 昔ながらの住宅街と個人商店や飲食店も同居して、 ここにしかないエネルギーを産み出している。 この絶妙なバランスは戦後から長年かけて根付いたのだろう。 そんな下北沢がわたしはすきだ。なんせご近所だしね。 かつて下北沢LADYJANE大木さんの呼びかけで、 下北沢再開発反対オンガク大行進に参加したことがあった。 世田谷区役所まで行進して大音響の抗議。 ミュージシャンやダンサーの熱の高さと裏腹に、 フラフラと年寄りみたいに区役所からでてきた、 新入社員?みたいな「若いお役人」に軽くあしらわれた感じが忘れられない。 たぶん「変なヤツラが来てるから、お前行ってこい」ってことか? そっか、上司に言われたとおりにするのがこの若者の生き方… かたやこちらは超アウトサイダーの集まり(笑) なんだか笑えるくらい…がっくしきた。 夕焼空のもと、 抗議文を受けとる若者の顔は青白い。 自分には、その若者が可哀想におもえた。 このひと、若さを何に使ってるんだろ?って。 安定した収入、出世、結婚、マイホーム、老後? それも悪くないけど、 若いうちから墓まで作らないでね(笑)って。 そして時は流れた。 いま壊された多数の店舗あとが広場になって、 待ち合わせの学生、本を読む人、恋人たち、海外の旅人... 開発過程の駅前でのんびりくつろいでいる。 まあ、人は柔軟だね! でも、こんなに沢山の店や老舗を壊して、 どこにでもあるような、 フツーにオシャレな駅前になったらやだな。 老舗の劇場を追い出すのはやめてほしいな。 中途半端なカルチャー施設なんか一番やだよ。 演劇、ライブ、老舗のバー、個人商店、屋台… 街の行方を決める行政こそ街を知らないものだ。 いづこもそうなのか? そうなんだろうな。
by hachiyamaki_diary
| 2014-04-30 16:29
| ふくちう日誌
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