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7/14「つむじが丸」の航海

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実習船の海王丸

「つむじが丸」はこのくらいの大きさだ。古代のガレー船だ。

船体から突き出た無数の艪を
つむじか曲がった者達がワッセワッセ!と漕いでいる。
マストの上には、でっかい風見鶏。
どんなに漕いだところで
船の行方は鳥と風の気まぐれだったりする。



一昨日は、田中信正(pf)さんと【HANATORI】はなとり。花と鳥。
オリジナル曲を旅するDuo。
信正さんの音は、全てベストテイクに入れたいくらいだった。
長年やってきて出来ること。
長年聴いてくださってる皆さんにも感謝を。

私は、へいぜいライヴを録音しないのですが・・・
「録音しておけばよかった!」笑




今後の【HANATORI】(蜂谷真紀 & 田中信正)スケジュール
8/25 【HANATORI】@公園通りクラシックス
9/3 【HANATORI】@横浜「DOLPHY」
10/12 【HANATORI】+類家心平tp @公園通りクラシックス


さて。

このライブに国会デモから流れてきた方がみえた。
彼はいつもの仲間だ。会えて素直に嬉しかった。

ふと、自分の「つむじが丸」とゆう曲をやりたくなった。
この船には「つむじが曲がった者」なら皆タダで乗れるけれど、
船を漕ぐのは本人!食料調達も本人!
行き先不明!保健も無し!

つむじか曲がった漕ぎ手が一万もいるのだ。
そりゃあもう、てんでバラバラ。
でも説明のつかぬパワーが「つむじが丸」を大海原に導くのぢゃ〜〜〜!

…まあ、そんな曲?だ。

乗組員は、老若男女、時代も身分もバラバラ。
人間どころか、動物、虫まで、ライブごとに私の妄想は入れ替わる。

昨日は、ふんぞり返った「女王様と王様」に、
振り払われても振り払われても、這い上がってきては「負けねー!」と叫び、
必死に船をこぐ「小さな虫」が主役となる。

女王と王は民をのせた船の漕ぎかたを(案の定)見つけられず、
結局、小さな虫が船を大海原に導いた!

ちっちゃい虫、すげ〜〜〜!!

…こんな妄想が現れた。
これは私なりの想いだったか?


今日もわたしゃ歌うのぢゃ!!
漕げ〜漕げ〜、つむじが丸!!
うほほほほ〜〜〜!(謎っ)


今夜はアケタの店で、石田幹雄さんとDUO。
コツコツと重ね、いつしか宝になってきたDUO。
自由に解釈される曲たちの行方。
台風もきているみたいだし、どこに飛んでゆくのか楽しみだ。
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蜂谷真紀、林栄一、石田幹雄トリオのときの幹雄さん。
この夜、幹雄さん、杉浦さん、私は、
終電をのがし、朝まで呑みました。
なってるのリマさんも道連れになりました。









蜂谷真紀
maki hadhiya
はちやまき



















by hachiyamaki_diary | 2015-07-16 15:30 | ふくちう日誌

ライブ日誌、いろんな日誌、ふくちう日誌


by 蜂谷真紀 / Maki Hachiya