最後のライブは3月末。4月、5月はライブ全滅。
いや、まだまだ先は長いのだろうな・・・
パンデミックが収束していないというのに、
アメリカ、香港、台湾・・・世界情勢は混沌としている。
一握りの人間の言動や行動が、みんなの未来の見通しをさらに悪くする。
それに対し民間が声を上げるようになった。
政治家や、国まで声を上げるようになった。
本心を言える国はまだよい。本心を言えない国は・・・
はたしてその行方は???
ああ、人間の素晴らしいところが謳歌されればよいのに!
素晴らしいところ・・・
それを、それぞれのペースでやっていけばよいのだな・・・
この2ヶ月間、いろんなことを考えた。そして、ときに考えなかった。
とにかく、いろんなものを見た。聞いた。感じた。地球ベースで。
普段できないこともできたけど、できないことだらけだった。
何をしていても、何を考えていても、
自分と向き合っていることに気づいた・・・
黙々と座禅を組んでいるような気分になるのだ。
無意識にモチベーションをキープしようとしていたのかもしれない。
エネルギーがヘンテコな方向に暴発したこともあった。
めちゃめちゃな自分を人に見られたりもした。
でもおおかた、穏やかな自然児になっていた。
そんな自分を客観的にながめているジブンがいた。
良いも、悪いも、自分という人間を感じる機会になった。
そのうち、
友人、お店、ミュジシャンから直接電話がかかってくるようになった。
海外からもかってくるようになった。
自分もかけるようになった。
ちょっと人間らしい日がもどったと思った。
普段は聞けない、人それぞれのの思いをじっくり聞くことができた。
とにかく、みんな乗り越えようとしている・・・愛おしく思った。
今まで以上に近く感じる人々が増えた・・・嬉しく思った。
とくに店主の方々からのコンタクトが多かったようにおもう。
3ヶ月ちかくも休業を強いられるライブハウス。
自分もそうだが、どこの店も無収入となり、音楽の喜びも消えてしまった。
きっとそれだけ大変なのだ・・・でも日本人は謙虚でもある。
「ライヴハウスがSOSを発することを躊躇しないでほしい!」
いつしか、そうプッシュしている自分がいた。
SNS拡散だけでなく、
自分らの音源やCDがが店を微力ながら救えることもわかった。
そのうち、海外からも日本に手を差し伸べるミュジシャンが現れた。
彼らから、海外ネット電話がよくかかってくるようになり、
ヨーロッパのライヴ再開の厳しさも耳にするようになった。
ライブは9月から?!とゆう話も…
自分たちも大変なのに日本を心配してくれて・・・ありがとう。
高齢の両親には、別の意味で電話をかけ続けていた。
ライヴ失職中こそ親孝行したいのに、会いにゆけない矛盾。
だから両親におかずを作って送っていた。ライヴの日々にはできなかったことだ。
両親は思いのほか喜んでいた。よかった・・・
一方、厳しかったのは音楽エネルギーの行方だ。
家であれこれ音楽やってみた。でもなんか違うのだ。
ライヴが普通にできていたつい先日のことを、一年前のように感じた。
仕方がないので・・・に始まり、
いつしか競うようにネットにライヴや音源が収まってゆく様子は、
楽しいようで・・・ちょっと複雑で、ちょっと寂しい心境で見ていた。
ライヴ行かなくても音楽は楽しめる・・・もしそんな意識が定着したら、
みんなライヴを忘れてしまわないだろうか???! って。
LPがCDに入れ替わったときは、はじめは音の変化に馴染めなかったけれど、
いつしか自分もCDをどんどこ作っていた・・・
PAがアナログからデジタルに変わった時期も、
違和感があったのに慣れてしまった・・・
電話が携帯にかわり、ライブのブッキングするにも人の声を聞かなくなり、
ネットでなんでも検索できる日常にも・・・
あっという間に慣れてしまった。
便利と引き換えに失ったものは多い。
でも、それすら忘れていってしまう現実・・・
そんなことを、ふが〜と考えては、
でも、まさかライヴはなくならないよ!!!
音楽そのものは、便利にはならないよ!!!....って立ち返った。
この期間、自分もプライベートな弾き語りを少なからず録音した。
でもそういう思いもありアップしていない。
(天邪鬼なので忘れたころにアップするかも)
オンラインレッスンも、重い腰をあげてやった。
イベントとしては楽しいんだけれど、できる事も、音質も、限られる。
自分のピアノと生徒の歌のタイムラグを、脳内で処理する不便さは否めないし、
テンポレスでお互いの呼吸を察知するなんて...とうてい無理だ。
会わないとできないことがこんなにあるーー!!!!ってのは、
会わなくてもなんとかなるじゃん!!ってのより、
よいんじゃなーい?!!
おもえば自分の音楽だって、生身の出会いの数々に育てられてきた。
すんごい数の人々が思い浮かぶではないかー!!!
日本、海外、人種を問わず、たくさんの顔が思い浮かぶではないかー!!!
みんな最高の仲間ばかりではないかーーー!!!
困ったひと、すごい人、へんな人、一緒にバカなこといっぱいやって・・・
自分の場合、音楽をひとりぼっちでやってると、
よくもわるくも、思い込み偏狭ワールドに没頭してしまう傾向にある。
だけど、自分の曲をほかの仲間とやると、先入観と違う世界がどんどんうまれ、
また別の仲間とやると・・・またほかの世界もうまれて・・・
ついに曲が巣立って旅をはじめる。
そうか、ここからがスタートなんだ!って何度も思った。
音楽は、いつも仲間と一緒に回転してきたし、これからも回転してゆくんだろう。
ということで・・・
明日からライヴ再開しますー!
まずは、嬉しい!!!
そして・・・・この不思議な気分は、なに???
なんで不思議なんだろう???
でも、この不思議感は、悪くないかもしれない!
特別な音楽が生まれるのかなあ?
ライヴの営み自体は、ゆっくり戻っていくだろう。
でも、音楽はマックスでのぞむのがミュジシャンの性だ。
ゆっくり&マックス。しばらく割り切ってライヴします。
あすは6/6。自分の誕生日にライヴ再開できてほんとに嬉しい。
音とビジュアルの空飛ぶ女たちによるパフォーマンスだ。
この数ヶ月の想いが込み上げてくるのだろうか・・・
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【ハチヤ生誕 曼荼羅卍 : DAY1 】
《とりかぶつ🍄×中山晃子》
蜂谷真紀(voice,effected-voice,pf)
http://hookchew.com/index.html
武田理沙(key,syn,pf,drums)
https://www.risatakeda.com/
中山晃子(alive painting)
http://akiko.co.jp/akikoweb/top.html
@本八幡「cooljojo jazz+art」080-2624-0879 ¥3000+order
http://cooljojo.tokyo/
市川市八幡2-16-16-B1F (Gパン屋"サカイ"さん地下)
都営新宿線「本八幡」A1出口より1分
MAP↓総武本線「本八幡」北口、京成本線「八幡」出口3より3分
https://goo.gl/maps/WuGjKvy97oL2
マルチな才能爆発中のミュジシャン武田理沙さん、
世界各地で進化を続けるアーティスト中山晃子さん。
そしてワタシ・・・
アナログ、エフェクト入り乱れ、楽器も入れ替わったりする、
蜂谷&武田の「とりかぶつ」+中山さん。視聴覚全開の再スタートです!
⚠️会場HPの「感染対策のお願い」を必ずご一読下さい
マスク着用をお願いいたします。体調のすぐれない方のご来店はご遠慮下さい。
感染対策へのご協力をお願いいたします。🙇♀️
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★6月7日(日)16:30開場、17:00開演
【ハチヤ生誕 曼荼羅卍 : DAY2】
【HANA●TORI】
蜂谷真紀 (歌と声)、田中信正 (ピアノ)
@渋谷「公園通りクラシックス」080-6887-5957
http://koendoriclassics.com/
予約¥3000,当日¥3500
MAP↓「渋谷」より4分
https://goo.gl/maps/vV3mXZhhhdz
生誕Day2は、長年のユニット「花鳥」心新たに歌います。
音で絵を描く2人オーケストラのごとく・・・
信正さんのピアノと飛ぶ蜂谷オリジナル曲の旅。
言の葉も、メロも、リスムも、声であり歌。そんなイメージがあります。
(⚠️17:00スタートに変更となりました。
入場制限20名。ご予約をお願いします(会場か蜂谷まで)
換気のため、30分ほど×3ステージ制です。
マスク着用をお願いいたします。体調のすぐれない方のご来店はご遠慮下さい。
感染対策へのご協力をお願いいたします🙇♀️

蜂谷真紀
Maki Hachiya
はちやまき
Official Website