ライブは神。全力をつくす!
この一件も必ず鉄槌を下す!
追記【その後も🔥ゲキオコ】
その後やたら解答を待たされたのち、やっとドコモお客様相談センターから解答があり、
「購入はお父様の承諾のうえととらえており、お金は返却できず、ガラゲーにするなら機種変更で買い直してほしい」とのこと。
小売店からの返答となんら変わらずだ。
納得できないと主張すると・・・
「そう感情的にならないでください」に始まり、
「購入した日にお父様が痴ほう症だったと証明できるんですか?」と
失礼なことを聞かれた。
さらに「何月何日から痴ほう症になったか証明できるのか?」と?
誰にも解らないようなことを、
何度も、何度も聞かれた。
そんなん、わかるかいな!
「何月何日から」痴呆症になったかわかる人なんていないと思う。
コロナで会いにゆけず実家をやっと訪ねた2020の夏、父は前の父とは違ってしまっていた。
家族や友人に会えず引きこもった半年がこんなにも老化をはやめるのかと驚いた。
私は相談員にこう問うた。
「私も貴方も、いつか痴ほう症になるかもしれませんが、自分が何月何日から痴呆症になったか明確に分かる自信なんてあります?」と。
「では、痴呆症の診断をしたお医者さんに診断書を書いてもらえばいいんですよね?」というと、
「いや、それは最後の最後に必要なだけで、いまは結構ですんで...」と???
なぜ逃げるのだろう?なんか変だ・・・
「何月何日から痴呆症になったのか?です。」
これ、何度いわれただろう?
言われるほどに冷や汗がにじむほど・・・怒りを感じた。
冷酷な言葉で相手を追い込み逃げ切る心理戦法なのか?
老人は先が長くないから、長年の顧客であれ、怒らせても、黒いお金ふんだくっても、じき風化すると?
痴ほう症の父、歩けない母(95)、ダブル介護。
「何月何日から痴呆になったか証明できるのか?」
何度も何度も言うな!
高齢者トラブルおきまりの必殺フレーズかもしれないが、
ライヴのハザマを介護で奔走している自分にとって血も涙もない物言いだ。
父の認知症が顕著となるも、
病院に連れていこうにも反抗され、
手をあげられる・・・
ケアマネさんと協力してやっと病院につれていけたこと・・・
やっと治療をはじめたものの、薬を飲むこと自体うまくいかなかったり…
その他、人に言えぬ涙がでるようなこともある・・・
音楽を死守するため弱音をはかず頑張ってきたこと・・・
ケアマネさん、ヘルパーさん、デイケアの皆さんと協力して、みなで明るく対処して、
ライヴ第一に頑張っていただけに、
この冷酷な質問に目眩がした。
つまり
「購入したとき本当はボケてなかったんじゃないですか?」って言いたいのだろう。
買ってしまった老人の責任として押しきりたいのだ。
しかし、それは、
必死で認知症に向かい合おうとする
本人、家族、医師、ケアマネさん、ヘルパーの皆さん、デイケアの皆さん・・・
みなの愛と努力の時間をないがしろにする言葉の暴力といえる。
アメリカなら別の裁判になるとおもう。
そもそもドコモの主張は世論に反している。
「購入当日に認知症状を発していたと証明できないなら買った高齢者の責任である」
と主張しているのだ。
では「高齢者」だけでは対象にならないのか?
販売した小売店がどんな悪質な詐欺を働いたとしても、そこには触れず調べず、消費者への責任転嫁を第一に話を進める。
ついに黒い企業体制を剥き出しにしてきた。
結果的に墓穴を掘ったとおもう。
父も私も長年ドコモを使ってきましたが、
それが企業理念ならどんどんお客を失なうこととなる。
「ドコモさんは愛も人情もない商売をして、いいと思ってるんですか?」と訪ねると、
なんと脅迫めいた返事がもどってきた。
「はい。交渉ごとに愛も人情もいっさいございません!あるのは規約と法だけです。
当社には優秀な弁護士がそろってますんで。これから法律をお教えしておきますね。
◯◯法何条何項、△△方何条何項…云々….」
法律番号の羅列? なにそれ?
「番号じゃ分からないです。内容を教えて下さい。」と促したが、
難しい法律用語を早口で読んでいくので書き取れない。
「その◯◯法何条何項って、どういう意味です?」と質問しても、
面倒臭そうに答えるのみ。
私は書き取るのはやめ、こう訊ねた。
「つまり、ドコモさんは立派な城にフル武装した兵士をぞっくりそろえ、
こっちは丸腰で一人ぼっち。って言いたいのですね?」
顧客の被害の主張に対し、喧嘩をうってくるなんて・・・
丁寧語でなく、喧嘩言葉に翻訳すると、こういうことだ・・・
「しのごの言ってんじゃねーよ、お前の父親が自分で買ったことだろ?
こっちの非をどうやって証明できるってわけ?、こっちは大企業なんだぜ。
爺さんとお前一人に何ができる?、16万ごときで面倒に巻き込まれるのは嫌だろ?
もう金は引き落とされてるんだ。早く諦めて引き下がれ。では、もう電話を切りますんで!」
・・・ってことである。
丁寧語のヤクザと話している感覚...
いや、昔のヤクザには人情があったとゆうから…それ以下だろう。
ドコモという大企業の親分にくっついて、ナイフをチラチラさせて丁寧語で話すチンピラみたいである。
逆に16万ごときでドコモの信頼は失墜ですが、
怒った被害者が退会したところで大企業には痛くも痒くもないのでしょう。
正義をもって抗議しても逆に攻め込まれ、意図的ともとれる長期戦に持ち込まれ、
ながらく解答を待たされ、何度も残念な解答をされ、嫌な気分にさせられ、
待っても待っても答えは同じ。
これが数ヶ月続くのですから、泣き寝入りしてしまった被害者は相当の数に昇ると思われます。
とくにお年寄りには耐えられない心労だと思います。
認知症の方は不安で症状が悪化してしまうでしょう。
小売店に始まり、たらい回しになり、延々回答を遅らせれば時間のロスも甚だしい。
携帯が使えない数ヶ月の間に、要介護の方々の健康にトラブルが発生したらどうするのだろう?
父は歩けない母の寝床に「なにかあったときのため」ガラゲーを置いていたが、
高齢化、少子化、ましてコロナ禍…
同じようなご家庭は多いと思われる。
使えない携帯では救急車すら呼べない
。コロナ禍の介護に更なる足かせを作り3ヶ月も交渉を長引かせるのはどうか?
ドコモは「上司と相談してまたご連絡します」…と毎回おっしゃるのに、
なぜ何度も何度も同じ解答なのだろう?
上司の上司の上司のまた上司に相談せねば解答が得れないような事例だろうか?
消費者からすれば、どう考えても詐欺なのに信じていただけない。
長期戦は相手を根負けさせるための戦法なのだろう。
もしそうなら時間を返して頂きたい。
こういうのは警察に逮捕されるような架空企業の詐欺だけかと思っていましたが、
こんなメジャー企業が…????
メジャー企業の裏側ってどうなっているんだろうか?
本社は小売店、相談センターをどこまで把握できているのだろうか?
総務省やマスコミで、携帯小売店の悪質な販売が問題視され始めた件を問うと
「今後取り組むべき問題として受け止めております」と妙に丁寧におっしゃっていましたが、
同じことを、何年、何度、言ってきたのだろう・・・・
なんの反省もないことを証明したのが、この度の解答にほかならない。
お上の忠告を真摯に受け止めてていたらこんな解答しません(笑)
企業がこのような悪循環に終止符を打たないのであれば、
社会が終止符を打たねばならないのだろう。
さらなる被害者を出さぬためにも、声を上げていかねばならないでしょう。
もう堪忍袋の尾が切れた。次の手段にでる。
私の武器は正義感のみ!ひとりだけ!不足ですか?
一人が社会を変えることだってあるはずだ。
そもそも私は一匹狼のミュージシャン。
一人で戦うことに慣れている。
後記
その後よく調べたら、スマホ購入のサイン、ドコモゴールドカード申し込みサインは父の筆跡であったが、
タブレット購入のサインは全て父の筆跡ではなかった。判定には筆跡鑑定が必要ですが、これが本当ならヤバイです。私文書偽造は警察の領域です。
2022、1月。
購入から一年後、
全面返金にこぎ着けたと消費者センターよりご連絡を頂きました。
ご協力ありがとうございました!
家族の協力にも感謝を!
ほんとうに長かった…
高齢のお家族をお持ちのみなさん、
詐欺に気を付けてください。
弱みにつけこむ悪徳商法がのさばるのは許されてはなりません。
万一ご家族がまきこまれても諦めないことが大切だと思います。
その後
父の件が朝日新聞に問題提起されました!
この記事をみて取材下さった朝日新聞、柴田記者による記事がネット新聞、および朝日新聞の朝刊に掲載されました。
柴田さんありがとうございます!
私も戦った甲斐がありました!
父だけの問題ではなく社会への問題提起となったことで本当の鉄槌を下せたと思います。
自分はミュージシャンです。
日々、自分のなかの真実とライブで向き合っています。
ですから人一倍、偽善への嗅覚は強いのです。
実は母も「押し買い」に騙されています。
アクセサリーなど貴金属に関し、どれを持ってゆかれたか96才の母は目が悪くて確認できず、かたや伝票には一点一点の付け値は省略され「金等、宝飾品ひとからげでいくら」といった曖昧な付け値で記載され恐ろしく安値でした。実家から無くなった宝飾品は自分にも多少わかりますので、そんな安価なはずはない!とすぐ解りました。
これも犯罪の領域ですね。
私がその場にいたら追い返したに違いありません。
高齢になるほど魔の手が忍び寄る世の中っていかがなものか?
彼らは己の母親が誰かに騙されたら怒りがわくだろうか?
同じ裏稼業だからと見逃すだろうか?笑
長寿大国日本。
魔の手に歯止めがきかぬなら、
心ある人たちの熱意が多少なりともストッパーとなってゆくでしょう。
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